ららぁの宝塚チケット入手ブログ

50歳からの宝塚チケット入手奮闘記&観劇日記

フライング・サパ 観劇日記

こんにちは。ららぁです。

思いもかけず、チケット入手できたので、宙組『フライング・サパ』

観劇してきました。

3月9日以降の 初宝塚歌劇団 観劇です。

 

*そんな意見もあるんだぁ!とやっさしい、、目でみて読んでください。

 一部、ネタバレあります。

 

まずこの作品、かの上田久美子先生が「長年温めてきた・・・」の情報で過大に期待しすぎるとヤバイです。

色々と宝塚ファンの観劇心をくすぐっていましたが、

正直、ららぁは公演情報読んでも、ポスター観ても、観劇したい気持ちがわかない。

んでもって3月は、たまたまLV開催日に『壮麗帝』チケット入手出来ていたので、

梅田でLV観劇のみの予定でした。

しかし、あえなくコロナ渦で中止。

 

今回も 友の会抽選もハズれていたので、

「まぁ!いいか!」だったのですが、冒頭にも記載したとおり、

思いもかけずチケット入手でき観劇の運びとなりました。

 

なのに、梅田に向かう途中で「宝塚チケットサービス」からの一斉メール配信。

「WHAT?」 

「フライング・サパ」は大丈夫か?動揺していまいましたが、

続けてのメール配信がなく、一安心。

 *花組の公演の一時中止。本当に柚香さんお気の毒です

 

開場後、ゆっくり入場

 

梅田芸術劇場メインホール最初のゲートでは、

「チケットは手に持たず、両手が開いた状態でゆっくりお進みください!」

係員さんの声かけで進んで行き、

ゲート嬢さんには

「手をかざしてください。2プッシュ消毒液が出てきます。」

 

自動で消毒液が出てくる間に、検温するシステムが導入されておりました。

*新システム導入で感染予防と観客のイライラ防止。考えましたね(GOOD)

 

いつものように、エスカレーターで上り もぎり嬢の所へ、

この「もぎり嬢」フェイスシールド&マスクしているのに、

「一言」も声を発しない。

ジェスチャーで「自身で、半券もごぎってクリアBOX入れよ!」と。。。

 

「あ~~ぁ、大劇場公演の体調不良者は、、もぎり嬢?」と思ってしまいました。

 

声を出すのもはばかられ、、半券ちぎって、ゆっくりと会場入り。

 

観客数が半数以下に抑えられている為か?化粧室も混雑なし。

 *化粧室にもステイシールが貼られて、、、

売り場もパンフレットのみだった様な気がします。

 

開場入りすると、座席販売のない席には「この席はご使用になれません」と印字されたプラスチック板を丸めたものが、販売させていない座席に置かれておりました。

 

いつものざわつき感もなく。粛々と開演時間に、、

 

一幕、最初の30分は、淡々とアンニュイな時間が過ぎていく、、、

(まあ!このアンニュイな時間が眠い。説明感が強く。最初だから理解しづらいのはやまやまですが、眠い)やっぱり現代劇は、ららぁには向かないわ~~。

 

同じ説明感の強い作品でも、「キラキラ衣装」のド派手背景だと寝ないけど、

照明や音楽で、「未来観」演出してる(この演出はGOOD)

必然的に会場は暗いから、、、寝てしまいそうになる。

真風さんの低音ボイスで起こされる! を何度体験したか。

それでも、後半は物語の理解が進み、引き込まれていく。

 *一番眠いのは、3人でサパについてからの20分程度のくだり。

  あの、娼婦感演出・元恋人との床入り 必要なの??

 

なんとか眠さを乗り切れば、二幕は落ちのわかった大大円へと進んで行くので大丈夫。

ただ、私的にはあそこまで宝塚感のない作品なんだから、最後も別の路を歩んでいく!現代劇風でも良かったんじゃない?的なんですが、

それでは、駄目だったにでしょうか?

 

ラストは二組のカップルがそれぞれの路を進んで行く!的な

(宝塚風)ハッピーエンドに収まっていきました。

 

上田久美子先生が何を伝えたかったの「正解」は

不明ですが、私が感じたのは

①記憶に必要なものと必要でないものが存在するのは、確かであるが、それを決めるのは自身でありたい。→ただし、成長過程では負の記憶はその成長に悪しき影響を与える場合がある。

②記憶の粛清=人種の粛清 て事かなあ?

 *ユダヤ人排除の歴史と同じ。ゆえに、父はヒトラー?ミーナはヒトラーの愛人?

③多種多様を認める事の難しさ。

 *コロナ渦でも、色々な対応で意見が別れる事があると思いますが、意見の異なる相手を受け入れる!て難しいですよね。考えさせられます。

④どんな状況下でも、希望が大事。小さな希望を見つければ、心が疲弊する事なんて無い。希望を持ちましょう。

 *パンドラの箱もですよね。

これが、大事。 

不平・不満ばかり陳べていたら自身が壊れる。

諦めて、別の路を行きましょう!

 

これくらい、ですかなぁ。

 

宝塚らしからぬ演出・演目ですが、歌無くても・ショー無くても

真風さんの低音ボイスで楽しめました。

 

 この所の、宙組作品は恋愛事情はこのパターンですな。

「追憶~」「イスパニア~」もこんな感じでしたし、今回は芹香さんの良さは演出されてませんでした。このまま宙組でトップ就任できるのでしょうか?

 

最後に、真風さんの良さが活かされ、まとまった作品でした。

 

 

 

 

 

 

でも、1回観れば ららぁ良いわ!

 

4ケ月ぶりの観劇でなかったら観てなかった、、、