ららぁの宝塚チケット入手ブログ

50歳からの宝塚チケット入手奮闘記&観劇日記

星組 柳生忍法帖 (本公演)

こんにちは ららぁです。

星組 柳生忍法帖 (本公演)私的感想です。

 

10/10から個人的に『秋の観劇週間』を設定して、

やっとMY初日を迎えダブル観劇してきました。

結果から云って、ららぁみたいな「推しジェンヌ」のいない

演目主義・歌うま好き・眼を閉じて鑑賞好きの

初心者ファンには『おススメ』です。

そして、これもおススメ💛

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山田風太郎 柳生三部作

山田風太郎の柳生三部作は、「柳生忍法帖」「魔界転生」「柳生十兵衛死す」です。

星組の演目発表の時は、劇団の「男性ファン」獲得の意図が見えていましたが、

今回観劇してきて、改めてその意図をひしひし!と感じてます。

で!効果出てきてます。

本当に、1階A席は男性客が増えてます。

宙組雪組星組

男性にも受け入れやすい『演目』で 倍増? 三倍増?かのようです。

 

この作品『柳生忍法帖』の 次作品になる『魔界転生』は、

2年降り再演になる 上川隆也主演作品を 6月に鑑賞してきました。

rara6124.hatenablog.com

↑↑↑↑この 上川十兵衛が 意外に ららぁ好みでした。

千葉真一の十兵衛は、当時 思秋期のららぁには 「男臭さ」が強すぎて

好きでなく・・・云え!「大嫌いでした」 

なので 星組観劇するのやめようか?とも考えていたのですが、

上川十兵衛の人柄と「ライティング演出」がとても良く、ららぁ好みでしたので、

宝塚との違いを観たくて、観劇する事にしたのです。

チケット当選祭り

観劇を決めたので、チケットゲットにいつも通りに抽選申し込みしたら、

申し込みした日曜公演、全て当選。(貸切公演含めて)

こんな事? ある?

『ナイツ・テイル』も『ドン・ジュアン』もあるのに

『SPERO』もある・・・・・どうしよう?状態でした。

しかも、SS席まで当選していたのです。

これは、『充分、楽しみましょう!』と 神のお告げ!ですね。

あらすじ・・・ゆらは何歳?

在り来たりの話です。

「起」 一族の復古を願った男(芦名銅伯)が、派遣されてきた藩主(加藤明成)を

娘(ゆら)を使って籠絡し、反対派の藩主古参の家老(堀主水)一族を死に追いやった。

残された堀一族の女達が復讐するのを 柳生十兵衛が手助けする。

「承」 芦名の七本槍が、堀一族の女たちに加勢している 天樹院(千姫)の悪評を立てて陥れようとしているのを知り、十兵衛達が阻止する。

「転」 修行を重ね、やっと会津藩にやってきた十兵衛一行であるが、この一件の首謀者 芦名銅伯が不死身であることを知り、勝ち目のない戦いとわかり、これで終わりかと思われた時に、敵方ゆらの心変わりに救われ立て直しを図る。しかし、まだ問題があった。

「結」 絶対絶命の十兵衛と堀の女達、もうダメかと思われた時に、意外な展開で、

あっけなく首謀者は破れ、続いてやってきた天樹院に助けられ、本懐を遂げる。

 

という いつもの展開のはなしですが・・・

敵の首謀者 芦名銅伯は 御年107歳とな。

で、ゆらはその娘?

それでもって、藩主の子を妊娠中💛 いくつなん?

当時は30歳(三十路)で「お褥すべり」だし、初妊娠のようですから、

ゆらは・・・年食ってても25歳でしょう。(なんなら17歳かも)

すると、銅伯の82歳(17歳なら90歳だよ!)時の子?

う~~ん!凄い設定。

それまでにも、銅伯には、ゆら以外にも子供は存在していたでしょうから、

それらの子供達は、銅伯の目的成就の為に「亡くなった(死んだ)」と推測されます。

色々と、妄想が進みます。

登場から・・力強い

舞空さんの子守唄(凄く澄み切った歌声)から始まり暗転。

柳生十兵衛が登場までに、その歌声とは正反対の場面展開で、

話は進み、敵方が華々しく舞台を盛り上げています。

ららぁはこの演出 「好き」です。

*綺城さんと極美さんが、一回り成長したように感じました。

そして、13分経った頃 やっとヒーロー登場!

そして 3分超えのソロ歌!とダンス。

これが、また待ったかいがあったと思わせる位、素敵な低音ボイスの力強い歌声💛

ららぁの好きでなかった「千葉十兵衛」そのもの。

*友人いわく、上手な人は「ものまね」も上手なのね。

終始、千葉十兵衛そのものの 礼真琴「柳生十兵衛」が

カッコ良く(男性が観ても惚れ惚れする)繰り広げる世界。

ほぼ、礼真琴を盛り上げるオンパレードの演出で、清々しい。

ライティング演出は?

ららぁが気になっていたライティング演出は、

6月観劇した『魔界転生』や、前回作 雪組シティーハンター』より

縮小されていました。

宝塚には、まだライティング演出技術者が「発展途上」なのでしょうか?

左右の一面しか使用されておらず、花道の額や天井付近も使えば

もっと「情念」とか「心情」はたまた「人物」も描き出されると思います。

少し不満の残る演出でした。

「銅伯」の登場も、ライティング演出を使用して違った方法で登場すれば、

もっと禍々しさが強化されるはずです。

まあ、銅伯は愛月さんの立ち姿で 充分 補えますね💛

結末は?

七本槍を一人一人、血祭りにあげて行くんですが、

*言葉は悪いですが、女性が仇討ちでなかったら1:7対戦は酷い!

それぞれ、七本槍は一人が戦っている時、もう一人が後ろで待機。

何て優しいの! 中には腕組して 横向いている。

う~~ん。  ありえへん! けど仕方ない? かな?

柳生十兵衛は、堀一族の女達にも好かれ、ゆらにも(違う!と言ってましたがお香の力じゃない?)一方的に好かれ。勝手に擁護されて・・・

なのに、ゆらはあっけなく死亡(簡単すぎる)

それで、仇討ちが整った後「俺だけが、弔ってやれる女がいる」とな。

問いたい。

アイフル調・・・「そこに『愛』はあるんかい?」

芦名銅伯は、天海大僧正に「互いに目的は違えど『執着』が命を長らえている」と。

天海がその『執着』を手放すはずが無い!と高括っていたら、

天海がなぜか?、この世の平和祈願の式典を諦め自害したら、本当にアッサリ倒れる。という宝塚的ご都合展開でした。

柳生十兵衛と銅伯

礼さんは「やんちゃ」な十兵衛で、

愛月さんは「荘厳」な銅伯。

この二人の対比 「美しい=凛々しい」の一言。

そして、舞空さんの「優しい」子守唄と 「なまめかしい」花魁姿と歌。

最後まで このまま突っ走って頂きたいです。

 

最後に、この公演で3000万人達成 おめでとうございます💛


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