ららぁの宝塚チケット入手ブログ

50歳からの宝塚チケット入手奮闘記&観劇日記

ダル・レークの恋 最低男の話

こんにちはららぁです。

 

ダル・レークの恋 観劇いたしました。

凄く感動し、ファンタジーの世界に浸って3時間がアッという間に過ぎていきました。

 

最初にららぁは「純愛劇」は好みません。

 

(注意)あらすじネタを含みます。

 

月城さんの端正なマスクと優雅な物腰で

最後まで夢うつつで観劇させて頂きましたが、、、

まあ!酷い男の身勝手な言い分の物語でございました。

 

月城さん演じるラッチマン大尉は、素性を隠して、

海乃さん演じるインドの属州の1国令嬢カマラとひと夏の恋を過ごすのですが、

カマラは、国王家から「次期女官長」任命を約束されている。

 

カマラの祖母、クマール一族の女主人 は、

身分違いの恋の行く末をカマラに諭し、別れを告げるよう説得する。

そして、カマラは自身一人では「どうにもならない運命を悟り」心無い言葉で

ラッチマンに別れを告げる。

素性を隠していたラッチマンは、何度も「それが貴方の本心ですか?」と尋ねるが、

カマラの心は変わらない。

 

そうしているうちに、ラッチマンに詐欺師の疑いがかけられる。

 

国中に「ラッチマンとカマラの恋、そして詐欺師に騙された汚名」が晒されるのを払拭すべく、

クマール家一丸となって、ラッチマンに「カマラとの関係」を口外せぬよう詰め寄り、

金銭で解決しようとした所、ラッチマンは「金銭」でなく「カマラとの一夜の契り」を要求するのです。

 

カマラは、従兄の

「お前に何があろうとも、変わらない。(一族の)名誉だけは守るのだよ」

なんて言葉でカマラをラッチマンに差し出す。

 

カマラとラッチマンは(詳細省略)一夜を共にする。

 

ここまでなら、ららぁも許そう!

 

 

 

その後が許せない。

 

翌朝、街で開催されていたダル・レークの祭りに同席するようラッチマンはカマラに強要し、

カマラの恋心を利用して、一般市民(村人達)が踊っているダンスを一緒に踊る。

 

すると、一般市民の中にカマラを知っている人達がいて、

「クマール州の姫君カマラ様だ」との声が上がり、二人の一夜の契りが

白日の元に晒されるのです。

 

そうなんです。

ラッチマンは自身では「一言」も発せずとも「民衆」に事実を知らしめたのです。

 

これが、平民なら「ラッチマンしてやったり」でしょうが、

(2幕以降で明かされる事実)カマラより格上属州の御曹司が

自身に掛けれた、それも格下属州一族からの汚名と金銭取引で解決しようとする様子に

激怒したための、復讐劇だから(ららぁはそう考察します)許せない。

 

その後、ラッチマンは自身の素性が知れ渡り、取り繕うクマール一族の様子を

冷ややかに見つめ、

カマラに「自身の地位は弟に譲位する、カマラとは(価値感が合わない?)二度と会わない」と告げるのですが、、、カマラは泣き続け、、、暗転。。。

 

おかしい!と思ったんです。

平民なら「金銭」でなく「契り」を選ぶ?

「金銭」選んで成り上がる!でしょう。特に男性は。

  *まあ姫様との一夜の契りも魅力的ですが・・・

「金銭」なんて要らない!て言いながら、

もし、ラッチマンが落ちぶれたら一族が放っておかないでしょうが、、

 

 それに比べ、女性の不名誉は一族から切り離され、葬りさられるでしょう。

 

 

ららぁがこの続編を作成するとしたら、

 

一夜の契りで宿った命「息子」に

カマラが復讐心を植え付け、

ラッチマンが、のような女性と結婚しもうけた一人娘(まあ兄妹になるが・・・)に

 

ラッチマンがしたように、素性隠し近づき(兄に)恋心を抱かせ、盛り上がった所で、素性明かして(妊娠してるとなお悲劇性がある)別れを告白し、娘を自殺させる。

 

ラッチマンは嘆き悲しみ狂気に走る。。。

 

なんて続編が良いかなぁ!

 

 

でも、カマラにオススメは、

恋心も復讐心も忘れ、見知らぬ土地に(一族に金銭貰って)行って

新規一転、新しい人生を!

復讐なんて気持ちにとらわれてたら、人生損します

 

悪い男なんて、忘れましょう!

 

お祖母様のおしゃるとおり、

【恋と結婚は、別物】です。

 

 

あ~~ぁ!!

月城さんじゃなかったら、

萌えない悪人です。

 

 良い観劇させてもらえました。

 

 
ブログランキングに参加しています
この記事を読んで「参考になったよ!」という人は応援クリックお願いします(^o^)
 ↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
にほんブログ村